こんにちは!
マック久保田です!!
前回に引き続き、今回も過去のフィードバック特集をお送り致します。
今回はドライバーについて。
ドライバーが曲がってしまう、方向が安定しない…という方必見です!!
ドライバーはクラブの中で最も長く、遠心力が働き最も遠くにボールを飛ばせるクラブです。
市販されているドライバーの長さは、短いもので44インチ以下、長くなると47インチ以上と様々です。(1インチ=2.54cm)
機械計測で、クラブの長さが1インチ長くなると、ドライバー時には5ヤード遠くに飛ぶと言われています。
ヘッドの高反発規制が実施されて以降、各メーカーは飛距離を出すために、徐々にクラブを長くする傾向にありました。
「では、長いクラブは本当に飛ぶのか?」
というのが今日のお話です。
ルール上、パターを除くクラブは48インチまでと決められています。
1インチ長くなると5ヤード飛ぶのであれば、飛距離を少しでも稼ぐ為に誰もが48インチのドライバーを使うはずです。
しかし面白いデータが….
一般市販されているドライバーの平均長さと、世界トッププロ200人が使用しているドライバーの平均長さの比較データです。
市販ドライバーの平均長さは45.7インチ
世界トッププロ200人のドライバーの平均長さは44.8インチ
実はプロの使用しているドライバーの方が約1インチ短いのです。
もし長いドライバーで真っ直ぐ遠くに飛ばせるならば、プロは飛距離のアドバンテージを取る為に長いクラブを使うはず。
しかし、このデータにあるようにプロが短いクラブを使う理由….
それは、プロでさえ長いクラブをコントロールするのは難しいと思っているからです。
プロでさえコントロールが難しい45インチ以上のクラブを、アマチュアの方が正確に飛ばすのはもっと難しいはずです。
最近のクラブは長くなりすぎているように感じます。
ここ数年、反発規制に対抗しようと各メーカーはこぞって長尺クラブを販売していますが、それはここ一発の飛距離に魅力を感じてもらう為です。
確かに長いクラブは飛びます。
しかし300ヤード飛んでもOBになってしまっては、次が3打目ですから平均してみると1打100ヤードと悲しいことになってしまいます。
ドライバーの方向性に悩んでいる方は、クラブの長さを短くしてみてはいかがでしょう??
1インチ長くして5ヤードの飛距離を取るのか、1インチ短くして5ヤード落とし、正確性を取るか。
それぞれのゴルフスタイルに合わせてクラブを決めるのも、ゴルフの楽しみの1つです☆