【ゴルフクラブってなんで14本??】
みなさんこんにちは!!
インストラクターのマック久保田です。
中国では旧正月・春節を間も無く迎えようとしております。
日本人にとっては新年会シーズンですが、こちらでは忘年会シーズン。
どれが忘年会でどれが新年会なのか、ごちゃごちゃになるという方が、多いではないでしょうか…
皆様、白酒の飲み過ぎには十分ご注意くださいませ。笑
さて、本日はそんな忘年会・新年会に使えるゴルフトリビアを一つご紹介します!
ゴルフクラブはラウンド中に使用可能な本数として、「14本まで」というルールがあります。
もし14本を越えてラウンドした場合….
クラブを15本以上入れたままスタートすると違反のあった各ホールに対し2罰打が科されます。
ただし、1ラウンド中では4罰打が最高限度。
4罰打を越えて、意図的に使用した場合は競技失格となります。
14本より少ない場合は無罰です。
では「なぜ14本なのか。」
考えたことありますか??
ゴルフクラブが14本になった理由の説はいくつかありますが、
代表的なものは2つあります。
【①クラブ55本にキャディさんが耐えられなかった。】
本数に制限がない時代に、55本のクラブをリアカーに積んでラウンドしていたゴルファーがいたとか。
キャディさんが…
「とても18ホール回れない」
「指示されたクラブを探し出すのも大変」
「クラブ選択に時間がかかる」
と悲鳴をあげ、R&Aに助けを求めたとのこと。
…..そりゃそうだ、55本も運ぶなんて。。。
そんなこんなで、R&Aで会議が開催され、
「クラブ1ダースに加えてパター1本で13本」
という規則を制定することに。
ところが、ある役員が、
「ゴルファーは縁起を担ぐ人種である。13は縁起が悪い」
とかなんとか自分の縁起を語り出して、またもや会議は揉め、最終的に
「じゃあもう1本足して14本にしよう」
ということになったそうです。
結構な適当さですね。笑
【②球聖ボビージョーンズ決定説】
当時、米英のアマチュアによる対抗戦・ウォーカーカップが開催されていた。
R&Aと、米国USGA(全米ゴルフ協会)ともに、ゴルフクラブ使用本数の討議をはじめました。
ちょうどその時、英国代表のトーランス選手と、現在も球聖として語り継がれる米国代表のボビー・ジョーンズ選手がクラブ本数について雑談をしていました。
英国のトーランス選手は12本以上は使ったことない。
米国のボビー選手はいつも16本でプレーしている。
そこでボビージョーンズ選手が、
「その中間を取って14本でプレーしようじゃないか」
と提案を受けて1938年から1ラウンドで使用できるクラブの本数は、14本以内とすると発表され、今に至っているという説があります。
その他諸説はたくさんありますが、このルールがしっかりとゴルフ規則に記載されたのは1938年(もしくは1939年)で、上のウォーカーカップが開催されたのが1936年ということで時代も近いことからボビー説が有力というように言われております。
このシーズン、食事の席でゴルフ談義になることも多いかと思います。
ぜひ、ゴルフトリビアとして使ってみてください^^
ゴルフの歴史も深くて面白いですね!